12月25日(土) 鍋割山(丹沢)

メンバー)7名
コース)大倉8:10~二俣~後沢乗越~12:10鍋割山(1273m)鍋割山で鍋焼きうどん(昼食)12:55鍋割山稜経由で下山~小丸~二俣分岐~小丸尾根(訓練所尾根)~二俣~16:50大倉~バス16:55~渋沢~鶴巻温泉(入浴)~天安(食事)帰路
朝5時前に起きると、昨夜からの雨が残ってまだ真っ暗。天気予報だと朝早くには雨は上がり、午前には晴れるとの事。予報通り、渋沢駅に着くと雨は上がっていた。7:50発のバスに乗り大倉へ着き、西山林道経由で二俣へ。何回も歩いた道だが、いつも長く感じる。何度か水量の増えた川の渡渉を過ぎていよいよ本格的な登山になる手前にボッカ用のペットボトルが多く並らべられている。7名のうちザックに余裕のある4名が水の入った大きなペットボトルを荷物に加えてボランティアボッカで運ぶ。登山の入りの所は結構厳しい坂が続くが、そこを過ぎると後沢乗越まではあと一息。乗越で一息休憩して、登りの厳しい坂に入る。先頭が元気でスイスイと進んでいく。皆もそれにつられて追い掛けていく。道はガスって霧が掛かっているが、気温はあまり低くなく汗がしたたり落ちる。下山する方に聞くと、「頂上は晴れていて雲海も見えるし、富士山も見えたよ!」との声で、「一同、頑張ろう!」と勇気をもらって前進する。頂上直下の景色が綺麗なビューポイントから見ると、富士山は少ししか見えなかったが、雲海が綺麗に見えてすごく高い山に来たような錯覚になるような絶景だった。そこで寝そべったり、おやつを食べて しばし休憩後、あと一息で「鍋焼きうどんだ!」「頂上だ!」と元気を出して最後の坂を上り切って頂上に到着。思ったより登山者は少なく、うどんの行列もなく、風も穏やかでとても過ごしやすかった。青空ものぞいていたが、我々が到着した時には富士山は雲に隠れてしまっていた。鍋焼きうどんの注文をして全員外のベンチで頂いた。以前は山荘内でも食べられたが、今は小屋の中には立ち入り禁止でうどんは出入り口で受け渡し式に変わっていた(これもコロナの影響かも)。相変わらず汗をかいて登って来て、お腹を空かして食べるうどんは絶品でした。登山者が少ないのは今朝の雨とクリスマスの土曜で年末も近いということもあるかもしれません。さて下山ですが、時間的にも余裕があったのと皆さんの足も揃っていたので、鍋割山稜経由で小丸方面に向かい二俣分岐から小丸尾根を下ることにしました。小丸尾根の中腹で一人が「あっ!鹿だ!」とスゴイ観察力で発見した生き物。よく見ると、それは普通の鹿ではなく「ニホンカモシカ」で、じっと我々を見て動こうとしない。「置物か?」と冗談が出るくらいじっとこちらを見て固まっていたが、天然記念物で珍しいので全員で写真を撮ったが、いつまでもじっとこちらを見続けていた。大きな声を上げるとやっと立ち去ったがその先には子供のカモシカがさらに見えた。皆、中々遭遇できない動物を見て感動しながら、小丸分岐の二俣へ着いたのは15:25ころでした。下山途中に何度か休憩を取ったのと二ホンカモシカとのにらめっこなどで楽しい下山路でした。ここから西山林道経由で大倉へ出て、16:55発のバスで渋沢へ出て解散した。2名は直帰で5名で鶴巻温泉に寄り汗を流して、近所で行きつけの食堂「天安」さんで乾杯して定食などを頂いて帰路に着きました。時間にして約8時間ほど歩いたが、全員ケガなどもなく、無事に下山し帰路につき今年最後の歩き納めクリスマス山行を終えました。本日のご褒美は、美味しい「鍋焼きうどん」綺麗な「雲海」珍しい「ニホンカモシカ」と色々と体験できて初の鍋割山のメンバーも大喜びでした。今年もコロナが続く中、会として無事に山行を終えることができました。有り難うございます。皆さまの健康と安全を祈願して来年も引き続き楽しく元気に安全に山歩きを行いたいと思います。宜しくお願い申し上げます。本年も一年間 皆さまお疲れさまでした。良いお年をお迎えください。

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