8月11日(日)~12日(月) 摺古木山~安平路山
メンバー 4名
コース
8/11 (8/10新宿を出発)M邸前泊~M邸6:10発~9:30摺古木山登山口9:40~11:10分岐点~12:05摺古木山(昼食)~13:50白ビソ山~14:50安平路避難小屋(水場補給)夕飯 泊
8/12 安平路避難小屋5:20~6:25安平路山~7:20安平路避難小屋(荷物準備/・清掃)7:55白ビソ山~摺古木山~分岐~11:30摺古木山登山口駐車場~飯田市内(昼食)~かじかの湯~M邸泊 8/13(火)バスにて新宿へ帰路
8月11日 山の日の祝日に中央アルプス最南端の摺古木山2169mと安平路山2363mを計画して出発
今回の山は熊笹のジャングルでした。道はあるものの笹に覆われて道が分かり難い。背丈程の熊笹の中をかき分けて進む場所も多く、まさに藪コギの山行でした。雨でもないのに雨具着用の理由は笹の夜露でびっしょり濡れるためです。
8/10(土)天竜村のMさん宅に前泊し、翌朝早起きで6:10に登山口目指し出発。大平街道の黒川沿いの道は悪路の凸凹道。一度行ったMさんも道に迷い何とか摺古木山登山口(自然休憩舎のある地点)に到着し準備をして出発。
いきなり笹藪の急登が続く。直登分岐も笹だらけ、ここから直登コースで摺古木山を目指す。途中何度か水場を通って摺古木山に到着。ここで昼食。遠くに御嶽山が綺麗に見える。白ビソ山へは緩やかな上り下りの繰り返しで到着、白ビソの木が多く眺めは何も無く白ビソの森の中である。ここから安平路避難小屋まではあと一息。
赤い屋根の避難小屋が見えた時は嬉しかった。小屋には先着の男性1名と後から新潟からの女性1名と我々4名の計6名
入口を開けると土間があり、そこは汚いが、その奥の部屋は綺麗で10名は収容できる広さで、ロフトの2階もある。4人でKSさん特製ポトフが美味い。椎茸に野菜にベーコン等が入ったポトフを6名全員で頂いた。
翌朝、4:30に起床で5:00過ぎに出発準備、安平路山を目指す。昨夕方に夕立もあり夜露もあり熊笹はたっぷり水分を含んでいる。全員雨具着用で笹の藪を分けながら前進。露払いの先頭を交代しながら分かり難い道を進む。朝は身体の動きも鈍くゆっくり歩を進め安平路山に着いた。回りは笹と樹木に囲まれ視界に遠景は見えない。同行した新潟からの単独女性も一緒に登ったので5人で写真を撮り下山。避難小屋に下山して荷物の整理と小屋の掃除をして下山。帰りも笹藪を掻き分けての下山。ずっと下山するまで笹藪の中のジャングル山行でした。
大平の宿の古屋敷を通って飯田峠経由飯田の町に帰り昼食をとって、かじかの湯で汗を流しM邸に帰路で乾杯。
安平路山から先の奥念丈岳もずっと笹藪の難路で道不明瞭と登山地図にもある。Kさんが少し確かめに行ってたが、先はずっとこんな感じだね。との事。足元をしっかり見て行けば進めるが時間が掛かるのと熊がいつ出ても分からない感じで単独だと少し怖い気がする。今回の山行は今までに無い新鮮なコースで新たな発見があった。
Mさん宅ではいつもながら、美味しい料理とお酒で楽しいひと時を過ごせた山の日でした。