7月23日(木)~25(土)浅間隠山
メンバー 5名
コース
23日(木)移動日~吾妻峡~鳩ノ湯温泉 三鳩楼(泊)
24日(金)鳩ノ湯温泉 三鳩楼~浅間隠山登山口~しゃくなげ尾根~浅間隠山~ピストン~登山口~鳩ノ湯温泉(泊)
25日(土)三鳩楼~中軽井沢にて野菜の直売所~帰路(予定は鼻曲山か他で山行予定も土砂降り雨で中止で帰路)
この4連休は東京オリンピック開幕の予定でしたが、コロナ感染の影響で延期になりました。世の中では、GoToキャンペーンで国内の移動を積極的に推進して経済の活性化を図るという政策も開始。しかし、東京都内の感染者が増加傾向で東京都だけは除外で始まりました。
そんな中で、人の多い所を避けて車での移動、マスク着用などの予防を施して浅間隠山への山行となりました。宿も人出が多い有名な温泉地を避け鳩ノ湯温泉(群馬県)三鳩楼を拠点にして2泊で2つの山へ登る計画でしたが、25日(土)は朝から土砂降りのため、山歩きは無しで温泉にのんびり入ってから出発、途中で新鮮な採れたて野菜を買って帰路につきました。
初日は、午後から吾妻渓谷散策路(登山道並)のコースを計画し歩きました。鹿飛橋から見る渓谷が最大の見せ場。「八丁暗がり」という川幅が狭く流れが厳しい渓谷は迫力を感じました。
2日目は雨も上がってラッキー、車で後半はかなりの凸凹の林道を通って登山口まで向かい、そこから出発。出てすぐに渡渉が数回あり、水量も多く滑りやすく気を付けて通過。そこからも急な坂が割と多く道も細い地点もあり慎重に足を運ぶ。シャクナゲが多く見られる所を越えると短い岩場があり、そこを過ぎるとクマザサの坂があり頂上に到着。途中に手造りの鐘がぶら下げてあり、クマ避けにもなるので、見る度にカンカン~と鳴らして進んだ。下山して聞くと三鳩楼のご主人が自ら消火栓の廃物利用で作って設置したとお聞きしました。熊もよく出るそうですので、気を付けて登る必要があります。
頂上からは360度の景色が見渡せます。目の前の浅間山は上の方には雲が被っていました。曇り空の隙間から上州の山々は見えましたが、曇天のため遠景は雲に覆われていました。我々が上ったコースは誰にも会わない静かな登山でしたが、頂上には二度上峠方面から登ってくる登山者が4組ほどありました。頂上で写真を撮って、簡単に昼食を済ませ下山。下る時の注意は渡渉地点です。川の向こう側を歩くのか手前側を歩くのかの判断を間違えると道迷いする可能性もあるので慎重に歩く必要があります。すべり易いので足元に気を付けて下山し登山口に到着。途中に不動の滝で車を止めて迫力のある滝を見てから宿に帰りました。鳩がキズを治した事から名前が付いたと言われる温泉で汗を流してのんびり。翌日の計画を考えるのですが、天気予報では朝から昼過ぎまでずっと本格的な雨予報。朝起きてからも天気予報通りの大雨のため山歩きは諦め帰路につきました。今回は長い梅雨がまだ明けず3日とも雨の可能性もあったのですが、2日目だけは雨に降られず、浅間隠山へ上る事が出来て幸いでした。宿は隠れ宿のような山間の奥地の温泉で都会の喧騒から離れて、コロナとは無縁のような自然の中で美味しい空気と目に映える緑に包まれた癒しの時間を過ごすことができました。