8月28日(日)~9月1日(木)裏銀座縦走(烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳)

8月28日(日)~9月1日(木)裏銀座縦走(烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳)

コース)28日)新宿12:00~あずさ21号~16:21信濃大町 竹のや旅館(泊)

29日)信濃大町~タクシー~七倉山荘~タクシー~高瀬ダム5:45→三角点9:20→11:50烏帽子小屋12:30→烏帽子岳13:20→烏帽子小屋14:30 泊

30日)烏帽子小屋6:30→野口五郎小屋9:50(珈琲)10:40→東沢乗越13:30→水晶小屋14:30 泊

31日)水晶小屋5:40→水晶岳6:20→6:50水晶小屋7:40→鷲羽岳9:20→三俣小屋10:40(珈琲タイム)11:40→中道分岐14:00→双六小屋15:05 泊

1日) 双六小屋5:20→鏡平小屋(朝食)→秩父沢9:20→わさび平小屋10:35→新穂高ロープウェイ11:30着~バス~松本~あずさ~新宿(解散)

メンバー)4名

山行概況)

28日 信濃大町の旅館に泊まり、翌日朝5時にタクシーで高瀬ダムまで入りました。七尾ダムより東京電力エリア内に入ることになり、5時半から開門され、指定のタクシー会社のみの通行となります。高瀬ダムは少し寒く、一枚上着着てスタート。1週間前の天気予報では白馬村28日より31日まで全て雨。一時は今回止めて来月にしようかと考えましたが、キャンセル可能な日まで決断を伸ばし、ぎりぎりまで待ちました。予報会社によってまちまちでしたが、29日、30日は概ね曇り一時晴れの予報になり、皆さんと相談して、行く事に決定しました。結果的には 信濃大町での宿泊、烏帽子岳登山の日は快晴でしたが、後は霧雨、暴風雨でした。

29日 烏帽子小屋までは12番の番号札が有って、登るごとに番号が減って行きます。約15分から20分歩くと札番があり、毎回小休止しました。3番だけ見過ごし、30分以上歩くことになりました。お陰でほぼ予定通りの時間で烏帽子小屋に着けました。小屋前はイワキキョウが一面に咲いており、前方には赤牛岳、水晶岳等くっきり見えて最高でした。小屋チェックイン後、必要な荷物担いで烏帽子岳へ。ニセ烏帽子岳に着くと、前面に凄く立派な烏帽子岳が聳えています。よく見る景色です。1名は、ここで満足し、残り3人で頂上へ向かい、鎖場を経て登頂しました。

30日 朝食後6:30出発。曇りの予報に反し霧雨。途中で晴れ間が少しあったもののほぼ一日雨の中でした。野口五郎小屋にてコーヒーブレーク。コンロが使えないハプニングありましたが、テルモスのお湯で珈琲を飲み、50分ほど休憩。東沢乗越まで昨日の疲れか足が伸びず、雷鳥に会って励まされたり、何とか13:30頃到着しました。ここから少し岩場の切れたところが多くなり、1時間ちょっとして真上に小屋が見え、14:40水晶小屋に着きました。夕食 昨日のカレーに続き、今夜もカレー。でも、味が変わってホント美味しかったです。2900mの標高でこれだけ美味しいご飯頂けるとは驚きです。

31日  水晶岳ピストンの予定でしたが、予想通り、雨で、風も強く(風速15mだったそうです)行くのをためらうほどでした。年輩の女性を多く連れたツアーガイドの案内人に「ちょっとこの風で行くのですか?」と聞いたら「行きます!」と元気よく返事が有り、それなら行こうか!という気になりました。登り始めにメンバーから「ホントに行くの?」なんて話が出たほど風は半端なく強く、身体が持って行かれそうな感じでした。1名は足の具合と危険を感じたのか、残ることに。他のパーティの女性が風で動けなくなるのを見たりすると、ちょっと不安が走ります。そのグループを追い越して行き、ラスト20分くらいの岩場は緊張しましたが、三人無事登頂しました。白い雲の中でしたが、皆と握手して感動を味わいました。小屋に戻って、荷物を持って鷲羽岳へ向かいます。予想通り岩場も少し有って 何と言っても風が強く、雨も降り、慣れてきたとはいえ、晴れ間が欲しいものです。鷲羽岳を下り、三俣小屋でお世話になります。ザックは外ですが、食堂の中に入って、レインウエアーをかけてストーブの周りを囲みながら珈琲を飲みました。人が少ないことも有りますが、親切で対応も良く気持ちよく休憩できました。少し晴れ間が出て鷲羽岳の写真を撮り、三俣蓮華岳を登り、尾根筋を双六へ向かいました。双六岳の展望は良くないお天気なので途中から巻き道へ下り、双六小屋へ。双六小屋では個室に入り快適でした。夕食は街中のレストランと変わらない素晴らしい料理でした(てんぷら定食)。

1日 今日も予報通り雨、途中から本格的な雨になりました。ひたすら新穂高へ向けて下ります。鏡平小屋では珈琲を飲めば入らせてもらえるかと思ったら、庇の下で飲んでくださいと言われ、珈琲は諦め、本来なら槍ヶ岳が池に映る屋外テーブルで昼食。秩父沢前辺りから少し飛ばして、わさび平小屋経由、新穂高ロープウェイへ。ほぼ予定時間の11:30に到着!無事下山できました。帰りは、平湯温泉でのんびりお風呂、昼食をとり松本より特急あずさで新宿へ行き解散しました。皆さんに色々お世話になりました。ありがとうございました。最後に雷鳥を野口五郎岳付近、鷲羽岳付近、三俣蓮華辺りで5回ほど見ました(お天気のせいか?)。ホシガラスや小鳥も多く見ることができ、心慰められました。

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