8月31日(日) 奥多摩むかし道
8月31日(日) 奥多摩むかし道
コース) 奥多摩駅から奥多摩湖(小河内ダム)までの旧青梅街道(約10㎞)
メンバー)5名
8時30分丁度に奥多摩駅を出発。やなぎ小路という奥多摩駅前のちょっとした飲食店街を通り抜けて国道411号(現在の青梅街道)に出て日原川を渡り、少し進むと奥多摩むかし道とかかれた立派で大きな看板が目に入ってきます。ここがむかし道の実質スタート地点です。本コースは案内板が充実しており道に迷うことはまずありません。また、トイレや見どころポイントの説明看板等もよく整備されています。スタートは羽黒坂という坂を上がることから始まります。急坂ではありませんが暑いなかの坂上がりはきついの一言。8月の終わりこんなに暑くなることは想定していませんでした。そもそもこの山行は奥多摩で夏の終わりを感じようと計画したのですがとんでもない誤りでした。夏の終わりなど微塵も感じられず残暑どころか残”酷”暑です。この罰ゲームに耐えると道はようやく平坦かつ木陰の中を進むようになり、少し快適に歩けるようになりますが、木陰が途切れると不快危険指数は一気に100%へ上昇。こんな状況を繰り返しながら淡々と進みます。ただ、時々吹く風と沢をまたぐ場所での沢風は大変心地よく、これらのおかげで最後まで歩けたといっても過言ではありません。本当に自然の涼風は心地よいものと改めて実感しました。さて、コースは半分位のところで白髭トンネルをまたいで多摩川(惣岳渓谷)沿いを歩くようになります。途中二つの吊橋が掛けられておりますが、いずれにも「老朽化のため一度に渡れるのは2名まで」という少々不安を煽る注意書きが付けられています。それでも上流側に掛けられた道所吊橋を3名が(もちろん3名一緒ではありません)渡って渓谷の清流と橋の揺れを楽しみました。そこから暫く進むとテーブルとベンチのある休憩所に着きます。この先から本コース一番の登りがあるため、ここで大休止。相変わらず暑く水分・栄養補給をして次に備えます。周りには楓が植栽されており秋には紅葉が楽しめそうな感じの休憩スポットです。スタートからここまで途中の休憩を含めて2時間少々で残りは3㎞。かなり早いペースです。再出発してすぐに西久保の切り返しと呼ばれるV時カーブで進行方向を変え、次に脇の山道に入り暫くは登山道に近い道を歩くことになります。暑さに負けないようゆっくりと進んでいくと木々の隙間から本コースの終着点である小河内ダムの巨大な壁が垣間見え、ゴールが近いことがわかりますがダムのてっぺんはまだ見上げるほどの高さで、まだまだ登らなくてはならないと思うと少々気が滅入ります。それでもなんとか登り切きって水根の集落に入ればゴールもあと僅か。暑い中での登りで皆さん相当疲れていると思いきや、林道に出ると坂を小走りする方がいたのには少々驚きました。残る4名も走りはしませんがそのあとに続いて進み、ゴールの小河内ダム広場には11時50分到着。出発から3時間20分での完歩となりました。このコースは一般的に所要時間4時間(休憩含まず)とされていますのでかなりのハイペースでした。参加者のみなさん暑い中、大変お疲れ様でした。冒頭に述べました反省の通りペースが早かったようで重ねて反省いたします。
尚、お疲れ様会は立川駅近くのお店で行いました。山行記録となる写真を1枚も撮っていなかった(これも反省するべき点です)のですが、そのお店で頼んだ刺身がすごい器に盛られて出てきたため、これを前にして記念写真を撮りました。