6月1日(日)雷電山(クリーンハイク)
6月1日(日) 青梅丘陵ハイキングコース(労山クリーンハイク)
行程)JR青梅線 軍畑駅前 9時20分集合 軍畑駅~榎峠~雷電山(494m)~名郷峠~ノスサワ峠~三方山(454m)~元展望台~分岐~石神前駅
メンバー) たんぽぽ9名 田端雪稜会2名・東京緑峰1名 合計12名 東京労山北区連盟(加盟3団体)の合同行事として実施
毎年6月の第一日曜日は日本勤労者山岳連盟のクリーンハイク全国一斉活動日です。当会が加盟する東京労山北区連盟も毎年この日に合わせて実施しておりますが、昨年は雨天のため残念ながら中止。今年はギリギリ天気が味方をしてくれ、実施担当者としては2年連続の中止を回避できたことが何よりでした。
活動場所は昨年計画した青梅丘陵ハイキングコースをそのまま踏襲。コース最高地点の雷電山でも標高は494mと低山の部類に入るコースですが、適度なアップダウンがあってアクセスも良く人気のコースとなっています。
当日は9時35分に軍畑駅を出発。たくさんのハイカーで賑わい、出だしの県道は行列を作って歩くことになりましたが、他の方は高水三山を目指しているため、高水山登山口の分岐となる平溝橋から先の県道を行くのは我々のグループのみとなりました。本来は登山道に入ってからゴミ拾いを始めればよいのですが、皆さん真面目に県道からゴミ探しを始め、ゴミを見つけては拾いながら30分程歩いて榎峠の登山口に到着。既にたくさんのゴミを拾われた方もおります。ここから雷電山までは本コース随一の急登、急斜階段の連続。しかも湿った空気が充満し、ゴミ拾いどころではない環境ですが、それでも皆さん黙々とゴミを拾いながら進んでいきます。そして、出発から約1時間経った10時40分雷電山に到着。低く地味な山のものとは思えない立派な山名柱が印象的。少々休んで再びスタート。次の辛垣山は山頂へ向かわず巻き道を選択。多くのハイカーが巻き道のほうを歩くため、ゴミもそちらに多く落ちている可能性が高いと考えての選択です。決して楽をしようとしての選択ではありませんよ。念のため。
辛垣山から下ってくる道と合流した地点からしばらく進んで名郷峠に到着。そこからひと登りして鉄塔脇を通過した先の道脇に手頃な空地があり時計を見ると11時40分。ここでシートを拡げての昼食となりました。いつものように各自が持参したお菓子などを分けながらしばしの休養。しかし、少々涼しく、アルコールを含んだ飲料の類もあまりふるまわれなかった(クリーンハイクですから当然ですとの声あり)こともあり、30分少しが過ぎた12時15分には出発進行。次のポイントとなる三方山には再び魅惑の巻き道が付けられていますが、ここは正統に山頂を目指します。ただ、解ってはいたことですが山頂からの展望は全くなく地味な場所で、休憩もそこそこにして先を急ぎ、次の元展望台に向かいます。「元」とされているのは、植栽木が育ったことで現在は展望が無くなってしまったことによります。設置されていた展望があったころの写真には男体山をはじめとする日光連山が写っていました。その頃は多くのハイカーがここで一服して風景を楽しんだことでしょう。展望が遮られたことは残念ですが、それは木が立派に生長した結果によるものであり、それはそれで宜しいことです。ここからしばらく進んで石神前駅へ下る分岐点に到着。青梅市街方面へと向かうハイキングコース本道とはここでお別れ。ゴミ拾いを続けながら沢沿いの細い斜路を慎重に下っていくと道の傾斜は徐々に緩やかに道幅も広くなり、やがて車も通れる林道となって今回の活動もほぼ完了。石神前駅には予定より圧倒的に早い13時20分に到着。帰りの電車を確認すると13時47分発があるということで、これに乗車するため、急いで拾ったゴミの重さを計量。可燃ゴミ1,500g、不燃ゴミ2,500g、合計4,000gという結果でした。参加者12人ですから単純計算で1人当たり333gのゴミを拾い集めたことになります。ビールレギュラー缶1本とほぼ同じ重さですね。これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれと思いますが、このような活動を通して少なくとも自分はゴミを捨てない、ゴミを見つけたら拾うという意識が根付けば良いことと思いました。
参加していただいた皆様の協力により、トラブルもなく余裕をもって終了できたことに感謝いたします。ありがとうございました。来年以降も実施しますのでより多くの方の参加をお願いします。
(本日参加の皆様。本日のクリ-ンハイクありがとうございました。おかげさまでゴミも片付けられ山も綺麗になって喜んでいると思います。)