4月24日(土)富士見台高原(山伏岳)長野県
メンバー 6名
コース)4/23(金)都内東中野発—天竜村M邸(前泊)4/24(土)—昼神温泉郷—花桃街道—ヘブンスそのはら山麓駐車場—ロープウェイ—ヘブンスそのはら山頂駅—展望台~神坂峠~神坂小屋~富士見台高原(山伏岳)1739m~神坂小屋(昼食)~萬岳荘~神坂峠~展望台~山頂駅—ロープウェイ—山麓駅—お清めの湯—天竜村M邸(泊)翌朝4/25(日)帰路~伊賀良りんごの里~伊賀良IC~中央道~双葉~東京都内解散
例年、長野県天竜村在住の仲間のお宅からの山行を計画していますが、昨年はコロナの影響もあり1年間通して天竜村へは行けませんでした。そして今年は、人の混雑するGWを避けて時期を早めて、花桃が綺麗だと言われる4月下旬にうまく日程調整して個人山行で実施する事ができました。日程は23日(金)都内を出発し中央道~伊賀良IC~お蕎麦屋さんで昼食後~秘湯で人気の温泉「おきよめの湯」に入って、お宅に到着し前夜祭で揚げたての山菜天ぷら(こしあぶら・タラの芽・こごみ等)で舌つづみ。手作りの竹の子煮物、サラダ、他にも信州サーモン、しめさば、トマト、鶏唐揚げなどのごちそうで乾杯。久々に天龍村での憩いのひと時を過ごしました。
翌朝は、手作りの味噌汁とおにぎりで朝食を頂き、8時前に山へ向かって出発。登山口に着くまでのコースに花桃で有名な昼神温泉郷を通り花桃の里に入ると、赤・桃・白色の各種の花桃が何層にも広がる素晴らしい立体絵巻の桃源郷を生で初めて眺めることができて、全員大感激です。そこから駐車場に着くまでずっと花桃に囲まれてロープウェイ乗り場に到着し、ロープウェイとリフトを利用してヘブンスそのはらの展望台へ出て登山開始。すでにここで標高が1602mです。標高もあるので割と寒い。4/29が山開きで途中までバスの送迎もあるそうですが、今回は山開き前で、林道を歩く。途中から笹の多い山道に入り上ったり下ったりして神坂峠に到着。ここから神坂小屋を過ぎて富士見台高原頂上(1739m)に約2時間で到着。途中から恵那山や南アルプスの山々が見えたが、頂上付近ではガスが上がってきて、360度の絶景と言われる景色はあまり見えなかった。標高もあるので雪も残っているかと思いましたが、窪みに1カ所ほんの少し残雪があったくらいでした。頂上は、風も強く気温も低いので、ランチは神坂避難小屋に戻って摂った。途中から一緒になって色々と会話を交わした愛知から来た可愛い女子大生風の2人組の方とも頂上で一緒に写真を撮らせて頂いた。下山は萬岳荘経由で展望台まで戻り、ヘブンス園原の「いわなの森遊歩道」を周回して「コマクサ園」を通ってから移動した。この遊歩道で囲まれた池は濃いコバルトブルーのような綺麗な色で目を惹いた。下山して天竜村の「お清めの湯」で汗を流して、夜は再度、山菜天ぷら、肉じゃが、酢豚、など美味しい料理で満腹。翌朝は早起きして準備を終えて7:30に出発して帰路についた。早い時間の出発だったので渋滞も無く12:20頃には都内に到着し解散。ちなみに山菜の天ぷらはプロ並みの腕前のKさんと弟子のSさんの2人が揚げてくれました。山菜の女王と言われる「こしあぶら」もたっぷり頂きました。山菜ついでに、山行の途中で「フキノトウ」を見つけたので、採って帰り、ふきのとう味噌を作るそうです。タラの木もありましたが、タラの芽は切り取られて枝だけが残っていました。今回の天龍村起点の山行では、朝はウグイスと小鳥のさえずりで起床、大自然に囲まれた新緑の山々の景色を見て、美味しい空気を吸って耳から、目から、呼吸から、温泉と料理も含め全身と五感を通じて癒しの山行が出来て良かったです。お疲れさまでした。