5月26・27日雷鳥サポーター養成講座参加報告

主催 南アルプス自然環境保全活用連携協議会

参加メンバー  5月26日(土) 静岡会場・・・ SY・ST 5月27日(日) 東京会場・・・NM    

講演は、南アルプスの特徴について、・・・・増澤武弘氏 (静岡大学客員教授) 雷鳥および調査方法について・・・朝倉俊治氏 (静岡雷鳥研究会会長) 日本雷鳥は日本固有の鳥で、現在1700羽ほどに減少している。天敵の動物が高山帯に出没している。 (きつね・テン・さる・鹿など) 鹿は雷鳥の食べ物を食べつくす。植生も変化して、イネ科が高山にも繁殖して餌で ある植物を取り難くしてしている。北岳にしか見られない北岳草の話、雷鳥の餌を知ると雷鳥を発見できる。 ハクサンイチゲ(つぼみ)・オンタデ(主食)・イワツメクサ(葉)・ガンコウラン・ムカゴトラノオ(実)・コケモモ(実)・クロマ メノキ(実)・冬は、ダケカンバ(冬芽)・94~95%が植物で、4~5%が虫。1%が石を食している。日本の生息限界は、 北は、新潟県の頚城山塊、南は光岳付近で、北海道の雷鳥は日本雷鳥ではなく、大陸から渡ってきたもの。 その他、ここでは書ききれないが、内容が充実した養成講座であった。

 

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