9月17日(金)~18日(土) 赤城山
メンバー 8名
コース)
17日(金)赤城大洞駐車場~地蔵岳登山口~地蔵岳(1674m)~八丁峠~赤城大洞~駐車場~赤城神社
18日(土)赤城温泉 湯ノ沢館~道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡「さんぽ道」(花木農産物直売所)~道の駅ふじみ農産物直売所「風ラインふじみ」~嵐山PA~帰路
当初の計画では、1日目に赤城山最高峰の黒檜山、2日目に赤城温泉から荒山 を計画していました。しかし台風が九州に上陸してさらに近畿を通過して関東へも接近して来るという予報です。今回の赤城山温泉泊山行は、遠方へ引っ越す会員の送別会も兼ねた山行なので何とか無事に歩いて温泉に泊まって終えたいという願いでした。17日(金)は台風がゆっくり進み、朝から雨も無く現地に着くことができました。しかし午後2時頃からは雨予報、しかも台風の雨という事を考え、初日の黒檜山(1828m)から大沼の南にある地蔵岳(1674m)に行先を変更して登山することにしました。この山は展望が素晴らしいとのこと、また時間的にも雨が降り始めるまでに下山できそうという理由です。赤城大洞駐車場に11時過ぎに到着。11:15に駐車場からスタート。登山口は標識が分かり難い中見つけて取り付きました。ジグザグに上って標高をかせぐコースが多いのですが、このコースは直登です。濡れて滑り易い岩や段差のあるクマザサの道を上って行きます。坂も急なので、いつも順調なメンバーの一人の息が上がって結構大変そうです。約30分ほどの中間点でゆっくり休憩してから頂上を目指し、後半はなだらかになった道から頂上に到着。石碑のお地蔵さんは多くあるものの、周りの景色は霧と雲に覆われて何も見えません。頂上について初めて電波塔が分かるくらいの視界の悪さです。頂上は寒くて、北アルプスへ8月に行ったメンバーから「その時より寒い!」との話でした。確かに気温は低かったです。頂上から古い木道のある道を通って八丁峠へ進み、八丁峠から北へ向かって駐車場に13:25ころに戻りました。ちょうどポツポツ雨も降り始めました。駐車場から大沼ほとりの赤城神社へ参拝へ移動し赤い啄木鳥橋を過ぎた神社入口から入ってお参りを済ませました。沼には大きな鯉や鴨が優雅に泳いでいました。赤城神社で参拝を終えてから県道16号の山道を赤城温泉へ移動。赤城温泉「湯ノ沢館」へ14:45ころ到着し温泉で汗を流して、夕飯時に送別乾杯を出来るだけ静かに。湯ノ沢館の食事は超立派&豪勢で次々と料理が運ばれてあまりの量で全部食べ切ったらお腹がはち切れそうでした。グルメのメンバーからも山菜や海老の天ぷらと鮎の塩焼きが美味しかったとのコメント。山芋の蒸し物も珍しく美味しく、うどんも具が色々入って美味しかったです。露天風呂には、冷泉のような低温の湯船と温かい湯船2つありどちらにも交互に入りました。また目の前の滑め滝と山と緑の景色を見ながら癒しの一時が味わえる素晴らしい絶景温泉でした。男女混浴タイムと男女別の時間がありますが、本日は他のお客さまが不在でたんぽぽの貸し切りゆえ 我々だけで取り決めて入浴できたので、とてものんびりと出来ました。室内風呂も名月赤城風呂で温まります。室内風呂も露天風呂もとても素敵な温泉で食事も大満足で、さらに宿の方の対応やおもてなしも気持ちよく、こちらの心まで温かくなり癒された赤城温泉湯ノ沢館の旅でした。本当に有り難うございます。
翌朝は台風の影響でずっと雨。山行は止めて朝からゆっくり温泉に入って、帰りに道の駅で新鮮な野菜を買って高速の嵐山PAで解散としました。道の駅の農産物直売所に詳しいメンバーが2軒とも案内してくれました。どちらのお店も新鮮な野菜が手頃なお値段で多くの地元の方がお越しでした。台風の影響もそんなに受けず初日に山行が出来て、翌日は山歩きは中止しましたが、無事に山行を終える事ができて良かったです。皆さまお疲れさまでした。