2月18日(日)~19日(月) 鍋割山~塔ノ岳
2月18日(日)~19日(月) 鍋割山~塔ノ岳
コース)7:36 渋沢駅バス停~ 7:51 大倉(バス停) ~ 8:00 出発 ~ 二俣 ~ 後沢乗越 ~ 鍋割山 (昼食)~ 二俣分岐 ~ 13:45 金冷シ ~下山→ 天神尾根分岐 ~堀山の家 ~ 駒止茶屋 ~ 見晴茶屋 ~ 雑事場ノ平 ~ 観音茶屋 ~大倉バス停 宿泊者→金令シ~塔ノ岳(尊仏山荘泊)
2日目)小屋・塔ノ岳~大倉尾根~大倉~バス~渋沢 (表尾根~ヤビツ峠〜大山を変更)帰路
メンバー)3名 うち2名(泊)
初日)7:50 渋沢駅からバスで大倉まで移動。暫く住宅街の中を進みながら少しずつ山道へ。緩やかな林道を2時間ほど歩いたあと、後沢乗越の手前から急な登り。そんな中でも一人は早い。さっきまで余裕だったが急に汗が出てくる。苔蒸した木々に囲まれた道を一気に尾根まで登り切って少し休憩。尾根道まで来たらほぼ終わりかと思いきやここからが長かった。。まあまあな登りが1時間程続いたあとようやく鍋割山荘へ到着!早速名物の鍋焼きうどん購入へ。寒い中汗をかいたので止まると寒い!しかも山荘周りは拓けているので風が強くて尚寒い。並んでいる際に知ったのですが、山荘に入れて貰えず外で食べないといけないなんて、、(山荘の意義が半減してませんか?)とは言え寒い中で食べる具沢山鍋焼きうどんは やはり美味しい。12:00 昼食を終えて塔ノ岳に向けて出発。頂上付近は雪が残っていてテンションが上がる。思ったよりはアップダウンのある尾根道を進んで1時間程で金冷シへ到着。そう言えば記念写真を全く撮っていなかったと気付き撮影してもらう。ここで塔ノ岳の尊仏山荘に宿泊するメンバーと別れてバカ尾根をひたすら下ること1.5時間。大倉バス停まで下山。昼食が短くなったせいも有って予定より1時間早い15:00に到着。皆さん早かった、また日本に帰って来たら一緒に登りましょう! 記:日帰りメンバー
宿泊組)
まさか、こんなに何も見えない1泊2日になるなんて思いもしないで大倉バス停を3人で歩き始めました。ダラダラと続く林道、初めは少しガスっている位でしたがだんだん雲の中・・・暑さもあり、なんだか辛い予感で途中お水のボランティアボッカはみんなで素通り・・・ごめんなさい・・・。後沢乗越から鍋割山までの登り、久しぶりなので忘れていました。長かった〜、キツかった〜。事前に1人で下見に来ていたメンバー、「これを登ればそろそろ着くかな?のヤマが延々続く」と。その情報で、後沢乗越でおにぎり一個の補給をしていたから乗り越えられた標高470m登り!ヒーヒーと休憩を挟みながらも1時間ほどで登り切り、11時30分鍋割山山頂に到着しました。その頃にはすっかり真っ白なガスの中、景観ゼロ。しかも、ついた途端に風がビュービュー!寒いー!!震えながら並んで買った鍋焼きうどんも、食べてる端から冷えていくので、かじかむ手でも大急ぎで食べなくちゃ。うどんを食べなかったメンバーは寒さのあまりウロウロと歩き回っていて、申し訳ない、お待たせしました。頂上近くからは雪が少し残っていて、金冷シまでの間は雪の上を歩いた所もあり楽しい気分になれました。金冷シで、大倉に向かい下山するメンバーと別れ、塔ノ岳まであと少しの登りを頑張ります。13時30分塔ノ岳山頂到着。頂上は雪も無く、雨は降っていないものの風があり、辺りは真っ白!寒いし本当に何も見えず、お目当ての尊仏山荘もモヤの中・・・とりあえず写真を!余裕があったら丹沢山の方へ少し足を伸ばして雪を楽しんで、なんて思ってましたが流石に もうこのまま小屋でゆっくりしようと、転がり込むように山荘へ。靴を脱ぐ前に早々にストーブの前で、私はビール、もう一人はお茶で、お疲れ様でしたの乾杯を。さあ、ご飯までまだまだ4時間!この日の泊まり客は、私たちと、お一人と二人連れの若い男性、5人だけ。ひとまずゆったりとした部屋へ上がりましたが、寒い!布団の中でゴロゴロしたり本を読んだりしても、寒い!ちょっと一休みして早々に下のストーブの前へ。やっぱり他の皆さんもストーブの前へ。そんな真っ白な17時ごろに小屋の前を通過する人が2組、大丈夫か?!とびっくりでした。夕飯のカレーを頂き、またまたストーブの前で全員集合。小屋のご主人も「珍しい名前だね〜。」なんて話しかけて下さり、「私、花立って名前なんだけど花立山荘とは関係ないんだよ」とか、小屋の娘さんと結婚してご主人になったいきさつとか、近頃の登山客の話し、他の方からも泊まったらいい山小屋情報、名物親父のいる小屋などの話しを聞きながら長い夜を過ごしますが、この辺りから外は雨がしとしとと・・・明日は私たちと同じヤビツに向かう人、違う方向へ抜ける人、みんな揃って「大倉へ真っ直ぐ帰ろうかな」としょんぼりな夜になりました。夜中雨音が聞こえ、ちょっとした地震もあり、朝になっても真っ暗からの真っ白、しっかり雨・・・楽しみだった夕日や星空や日の出はお預けです。結果、5人とも行き先は大倉へ変更。気分も下がる雨の中、7時30分小屋出発。抜きつ抜かれつでひたすら大倉尾根を下り、大倉バス停で10時35分の同じバスに乗り渋沢で苦行を讃えあい解散となりました笑。途中少し晴れ間が見えそうな瞬間もありましたが、結局新宿から自宅までも雨、と言う久しぶりに雨女復活の山でした。しばらく離日するので、一旦は日本最後の山、これで良かったか・・・?? 記:宿泊メンバー